Japan Arborist
が見つけたハーブ「くろもじ」
日本最古のハーブで 大和の山林が復活する
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徐福伝説と天台烏薬
プロアントシアニジンは、現在発見されている自然界最強の抗酸化物質です。
「ポリフェノールの王」とも呼ばれています。双璧に、自然界最強の抗酸化物質には「美容の女王」アスタキサンチンがあります。共にビタミンC・Eの数千倍の抗酸化力を持っています。
なお、人体の中で作り出される最強の抗酸化物質には、SOD(スーパーオキシドジムターゼ)・グルタチオンがあります。
プロアントシアニジンはブドウ種子エキスから得られるポリフェノールという色素です。ほとんどすべての活性酸素に働きかけ身体の不調を改善します。
このプロアントシアニジンが、クロモジに含まれています。
杜若の葉が持つ香り成分であるクロモジには、健康に役立つ多くの効能があることが研究から明らかになっています。
抗酸化作用、抗炎症作用、免疫力の促進作用などがあり、健康をサポートすると考えられています。また、食欲を抑える効果や睡眠を助ける効果、肌を柔らかく保つ効果などもあります。クロモジの香り成分を摂取することで、健康維持に役立つことが期待されています。
● リラックス効果
クロモジの香りを嗅ぐと、副交感神経が優位になり β 波の割合が減少します。ことから、クロモジの香りには、ストレス解消や精神安定などのリラックス効果を期待できます。
● ストレス解消:
クロモジの主要な成分であるリナロール(Linalool)とリモネン(Limonene) のストレス緩和効果によるものです。これらの成分は神経系に働き、リラックス効果をもたらします。また、香りによって、脳内にホルモンの調節が起こり、ストレスを感じなくなる効果も期待されます。
さらに、神経系を整える効果があり、不安や緊張、不眠などのストレス関連の症状にも有効です。芳香療法などとして、アロマテラピーや瞑想などと組み合わせて利用することもあります。ただし、個人差がありますので、効果があるかどうかは個人差がありますので、試してみてください。
● 睡眠改善:
睡眠改善に効果があるという研究結果は、いくつか報告されています。
例えば、英国のウェールズ大学の研究では、クロモジ精油を活用した睡眠改善のプログラムを実施したところ、ボランティアに参加した被験者のうち、約50%が睡眠機能が改善されたという結果が得られました。
また、他の研究でも、クロモジ精油を使用した睡眠改善プログラムが被験者のうち約63%に有効性を示したことが報告されています。これらの研究結果から、クロモジの香り成分が睡眠改善に有効な効果をもたらす可能性が高いと言えます。
● 抗菌作用:
クロモジの精油は、口腔内微生物の代表的な菌である虫歯菌や歯周病菌、およびカンジダ菌に対して、抗菌活性を示します。これは精油の主成分であるリナロールの作用が大きいとおもわれます。
● 抗酸化作用:
抗酸化作用によって自然な保護効果をもたらします。これは、特定の成分が自然に存在する抗酸化剤であるフェノールやフラボノイド、およびオレオキシドといった自然由来の抗酸化剤を含んでいるからです。
これらの抗酸化剤は、細胞の老化を遅らせ、血管の健康を維持し、免疫力を高めるなどの効果があります。また、クロモジの香り成分は、酸化ストレスを抑制し炎症を抑えます。
● 抗炎症作用:
クロモジの香り成分は、複数の抗炎症作用があります。特にヒドロキシキノロン(HCA)と呼ばれる成分は、肥満や糖尿病といった代謝疾患に対する抗炎症作用があります。また、クロモジに含まれるポリフェノールやカテキンなどの天然物質も、免疫力の強化や抗酸化作用を持つことが知られています。
ただし、これらの効果はまだ科学的に十分に調べられていないため、確定的な結論を出すことはできません。今後の研究によって、クロモジの香り成分の抗炎症作用についてより詳しく知ることができるかもしれません。
● 免疫力:
クロモジの香り成分には、抗ウイルス物質や抗菌物質、抗炎症物質などが含まれているため、免疫力を高める効果が期待できます。
また、ストレスを緩和する効果もあると言われています。ストレスによる免疫力の低下を防ぐ効果があるため、免疫力を高める効果が期待できます。
● まとめ:
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鎮静作用 安眠作用 免疫活性作用 止血作用
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防虫作用 消臭作用 抗菌作用 抗ウイルス作用
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強壮作用 粘液溶解作用 胆汁分泌作用 鎮痙作用
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消炎作用 抗感染作用 瘢痕形成作用 保湿作用
学 名: Lindera umbellata
別 名:クロキ(古)、クロモンジ、トリシバ、フクギ、 ネン、モンジャ
分 類:クスノキ科クロモジ属 (落葉低木)
原産地:日本
分 布:本州・ 四国 ・九州・中国
英 語:Spicebush(スパイスブッシュ)